【単体考察】ねむねごギャラドス

前回の記事で触れた変態型ゴツメギャラドスの説明。

まずは努力値や技構成について。

 

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努力値:HBベース(HBc、H244B252S12など)

持ち物:ゴツゴツメット

性格:図太いor腕白(滝登り採用の場合)

技構成

A.熱湯 吠える 眠る 寝言

B.熱湯 滝登り 眠る 寝言

C.熱湯 冷凍ビーム(凍える風) 眠る 寝言

基本的に熱湯ねむねごまでは確定で余った一枠は選択技になる

Sに12振れば準速50族抜き

 

A.熱湯 吠える 眠る 寝言 について

恐らくこれが一番使いやすい。

瞑想スイクンやリザXなどが起点にしてくるのと、単純に流し技はバトン対策などにもなりあれば便利。

特にスイクンについてはしばらく居座ることができるので自覚次第ではカゴを消費させた後に熱湯で火傷状態にしてから吠えるという動きもできる。

使う機会は多いし滝登り個体を使っていても吠えるが欲しい場面が多かった。

 

B.熱湯 滝登り 眠る 寝言 について

こちらはウルガモスが重い場合。ギャラは本来物理攻撃力が高いので一応最高打点にもなる。

火傷にできれば後の試合展開がかなり楽になるので基本的には有利対面では熱湯連打した方がいい。

3割ではあるがサイクル戦で試行回数を稼ぐことができる。(つのドリル理論)

呑気(B↑S↓)じゃダメなの?と言われそうだがSを下げるとメガハッサムやメガヘラの上から熱湯を撃てなくなるので試行回数を稼ぐためにも腕白推奨。

メガヘラには基本勝てないので焼けばワンチャン残るという程度ですが。

 

C.熱湯 冷凍ビーム(凍える風) 眠る 寝言 について

メガマンダは基本的に受からないし慎重HDなら対面からでも起点、ガブは威嚇だけ入れたり逆鱗を誘いつつ裏のナットなどで対処できるので氷技はあれば便利だがなくても勝てる、むしろ吠えるの方が欲しい場面が多かった。

この技構成はあまりお勧めはしない。

冷凍ビームとゴツメダメ2回でガブを落とせるまでCに振ってから残りHBとかいう調整も使ったことあるが火力インフレによって威嚇込みの耐久でもギリギリなのでB方面を削ったゴツメギャラドスは使い勝手が悪かった。

 

ねむねご型の利点

①サイクル戦に強くなる

単純に回復ソースがあるのでサイクルが格段に回しやすくなる。過労死という概念がなくなったゴツメギャラドスはそりゃあもう強い。

多少であれば雑に扱っても眠ればなんとかなる。

②対バシャ性能

普通のゴツメギャラも決してバシャには弱くないが、鬼火や珠文字でゴツメのスリップを回避しつつ一方的に負担をかけられても眠るがあるのでサイクルを回すことができる。特に鬼火で機能停止しないのはこのギャラドスの魅力。

メガバシャ岩雪崩も威嚇込みで乱数3発くらいで耐える。

簡単に言えばf:id:pokomonn:20160724065955g:plainf:id:pokomonn:20160724070010g:plain後だしからほぼ絶対殺すマン。

雷パンチは諦めましょう。

③状態異常に強い

これが地味に強かった。毒毒で潰しに来るクレセやエアームドなどを熱湯で逆に焼いて、こっちは眠るで回復という場面が頻繁にあった。特殊技を採用しているのでこいつらのゴツメにも触ることはない。

単体では耐久型の突破は困難だが火傷によって確定数をずらして裏のアタッカーで詰めたり、火傷を入れてから眠るでTODといった動きができる。

特に相手のナットレイに対してはギャラナットで組ませている場合、ギャラドスの熱湯で焼いてからこちらの裏のナットレイで宿り木を連打してして火傷で落とすか後続に宿り木を撒くかで確実にアドを取るという動きをよく取っていた。

 

ねむねご型の欠点

①ダメージソースが熱湯の火傷頼り

いくら試行回数を稼いでも3割は3割。

熱湯は火傷しない炎タイプには抜群で半減のミトムなどにも通る一貫性最強の技だが焼けないときは中々焼けないし、火傷を引けなければ意味がない。ギャラドスの熱湯はあんな見た目でポッチャマの熱湯よりも火力が低いです。

②技範囲が狭い

自分は熱湯1ウェポンに慣れすぎて最早気にならないが氷牙と地震やエッジを搭載している人からしたら最初は使いにくく感じるかもしれない。

 

注意点としてはこの型に限った話ではないけどゴツメギャラドス単体ではガルーラ対策になり得ないこと。

威嚇一回では基本ガルーラは受け切れないのでライボルトの威嚇ボルチェンと合わせる、一旦ゲンガーで鬼火を撒いた後にスリップを稼ぎに行くなどの対処を取っていた。

岩雪崩があった場合の退き先(ナットレイなど)も欲しいところ。

 

使用感はざっとこんな感じです。

似た構成はスイクンでもできますし、そっちの方がメジャーですが差別化はわざわざ書くまでもありませんね。そもそもメガバシャの膝を2発耐えない。

バシャーモを謳うのであれば比較対象は同じ水タイプで熱湯を使えるヤドランでしょうか。

対バシャ性能に限れば雷パンチをされても致命傷を受けないヤドランの方が高いと思います。

威嚇による誤魔化しである程度数値受けが成立することと、単純に地面無効が強い、相性補完が取りやすくパーティに組み込みやすいなどがギャラドスの魅力だと思っています。

この辺と相性がいい

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長らく使っている型ですがなぜ流行らないのか謎ってくらい強いので前々から地味にプッシュしていました(笑)

PGLギャラドスの倒した技ランキングを見ると何気に熱湯と寝言が毎シーズンランクインしていたりするので同じような型を使っている人は絶対他にもいるんだろうけど。